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○12/20 ~モンサラーシュに着いた~

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もともとモンサラーシュへ行ってみよう思ったのは、
この本を読んだから。
著者である二人の女性が、
ポルトガルで暮らすように過ごした毎日(モンサラーシュは1日だけですが)を、
イラストとともに綴ってあります。
いわゆるガイドブックではないけれど、
「ポルトガル、行ってみたいなあ」と思わせる楽しい本です。
興味のある方はぜひ。



さて、そのモンサラーシュへやっとこさたどり着きました。

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ちょっと、びっくり!ですよね。
クリスマスが近いからなんでしょうかね、
街中に等身大のこんな人形が…。

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高台にある城壁で囲まれた街は30分もあれば廻れるほど小さいです。

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城塞です。この下は現在闘牛場として使用されているようです。

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とにかく、人が歩いていませんでした。

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地平線を見渡せます。


ホテルにはまだチェックインできないので、
荷物を預けて昼食にしました。
どうやら営業しているレストランは2軒だけ。
そのうちの1軒に入りました。

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トマトサラダ


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チーズ


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ワイン、ボトルで5ユーロです。


かもごはん_convert_20110610130844

鴨の炊き込みご飯(Arroz de Pato)



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なぜかスープはどこで飲んでも熱々ということがないのです。
ここはとりわけぬるかった。

全部で27ユーロでした。


食事のあと、ホテルへ戻りチェックイン。
英語ができるご主人がいろいろ説明してくれます。
部屋は5号室。
「ポルトガル朝、昼、晩。」の彼女たちが泊まった部屋は隣だったみたいです。

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朝からなんとかもっていていた天気でしたが、
このあとかなり強い雨が降ってきました。
やることもないので、部屋でぼーっとしているうちに、
またしてもスリープ状態に…。

(つづく)

○12/20 ~おっちゃんに見られる~

ずいぶん間があいてしまいましたが、ポルトガル旅行の続きです。


さて、モンサラーシュの手前、
レゲンゴス・デ・モンサラーシュで高速バスを降りて、
ここからローカルバスに乗り換えです。
待合所のおっちゃんに「Monsaraz」と行き先を書いたメモを見せると、
そのメモに「13.40」と数字を書いて僕に戻しました。
てっきり運賃が13.40ユーロだと思いお金を出そうとすると、
ちがう、ちがうと言っているような感じ…。

おっちゃんは入り口の壁に貼ってあるものを見て、
こっちに来い、と手招きします。
「なんですか~?」と行ってみると、バスの時刻表でした。

バス時刻表_convert_20110610131052

なんというシンプルな時刻表。
ここ、ここ、と指差すところを見ると、
はあ~、13:40ですか…。1日2本だし…。まだ10時前だし…。

さて、どうしよう? 
ま、とりあえずカフェでも探して作戦会議をしようということになり、
街をぶらつきました。

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↑レゲンゴス・デ・モンサラーシュの教会

しばらく歩いていると、連れ=豆狸が僕の服を引っ張ります。
「何?」と僕。
すると不安そうに「ねえ、みんな私たちのこと見てるよ」と言います。
そんな、気にし過ぎだよ、と振り返ると



おいおい、ガン見かよ!


カフェのまわりでぼーっとしているおっちゃんたちが、
よほどアジア人が珍しいのでしょうか、
なんのためらいもなく我々二人を観察しておりました。

まあ、だからって、問題があるわけじゃないし…、
カフェに入って作戦会議です。
しかし、作戦といっても二つしか選択肢はありません。

1.この街で次のバスが来るまで時間を潰す。
2.他の手段でモンサラーシュまで行く。

会議をするまでもなく、2に決定。
問題なくても、ガン見されて、なんとなく居心地悪そうだし。

カフェを出ると、連れ=豆狸がインフォメーションを発見。
そこで英語のできる女性にタクシー乗り場を教えてもらい(すぐ隣だった)、
タクシーに乗り込みました。
インフォメーションの女性によると、運賃は20~25ユーロとのこと。

口ひげをはやした陽気な運転手さんは、
鼻歌まじりでアクセルを踏み込みます。
あの~、一般道で130キロ出てるんですが?

バスだと50分かかるところが、
10分ぐらいで城壁に囲まれたモンサラーシュの街が見えてきました。
タクシーは街の中まで入り止りました。メーターは16ユーロ。
タクシーに乗るときはいつも小額紙幣を持っているのに、
あいにくこのときは無くて、20ユーロ札を出すと、

「グラシアス!」

スペイン語かよ、で、お釣りは…。
陽気にチップをたんまり取られました。


○12/20 ~モンサラーシュへ出発~

7時のバスに乗るので、5時半に起床しました。
昨日テイクアウトしたパステル・デ・ナタを朝食代わりに食べて、
ホテルにスーツケースを預け6時10分に出発です。

地下鉄で5つ先の駅にあるバスターミナルへは、
チケットを買うため事前に行ってるし、
50分もあれば余裕で到着できるな、ふふっ。

とその時は思っておりました…。

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パステル・デ・ナタ、こんなBoxに入れてくれます。
一日たったのにサクサクでした。



ホテルから一番近いAvenida駅の階段を下りようと思ったら、
あれっ? 入り口が開いてない…。
なんで? 

乗降客が少ない駅だから早朝は開けないのかなあと推測、
まだ時間もあるし、じゃあもっと繁華街に近い駅へ行こうということになり、
目的地とは反対方向へ歩き始めました。

ひとつ先は、鉄道のロシオ駅への乗換駅Restauradores。
ここは開いてるでしょ、と地下へ降りていくと、

ここも閉まってる…。まじっすか?

キョロキョロあたりを見てみると、openは6時30分と書いてありました。
あと数分でゲートは開きますが、
しかし、地下鉄がすぐに来るとも限らないし、
もし、バスに乗り遅れたら、次のバスは夕方までありません。

どうするのよ!? という連れ=豆狸の視線が刺さります。
う~む、仮に10分後に電車が来たとして、残り20分。
ひとつ奥の駅に来ちゃったから、6駅で、ひと駅3分かかるとすると、
6駅×3分で18分。ということは、えーっ、2分しか余裕がない…。
どうする俺?

30秒後、アクシデント対応力に乏しい脳味噌がカラカラと回って出した答えは、

タクシーでしょ!

地上へ戻り、タクシー乗り場はどこかいな~と探していると、
ラッキーにも1台のタクシーを発見!
ドライバーさんにガイドブックを見せて「ここ、ここ!」と指差すと、
こっくり頷いて車を出してくれました。

まだ間に合うとは決まっていないのに、
なぜかほっとひと安心しシートに沈みこむと、
「昨日の予行演習はまったく無駄だったなあ、
情けないなあ、
でも、なんで6時半まで開かないのかなあ、
東京なら5時には動いてるよ、いや、早いところは4時台だよ…」
などなど、それこそ役に立たない考えがカラカラと脳味噌の中で回っていました。

※後日「地下鉄の運行時間は6:30から深夜1:00まで」と
ガイドブックにちゃんと書いてあるのを見つけました。

運転手さんがガンガン飛ばしてくれたおかげで、
7時10分前にバスターミナルに到着し
(ポルトガルの運ちゃんはかなりスピードを出します)、
なんとかバスに乗り込むことができました。

定刻に出発したバスは、途中エヴォラという街に立ち寄った後、
時刻表どおり9時35分に終点、
レゲンゴス・デ・モンサラーシュに着きました。

さて、ここでローカルバスに乗り換えです。
待合所のようなところへ行くと、
中には暇そうにしているおっちゃんが一人いました。
そしてずり下がったメガネのフレーム越しに、
近づいてくる僕らのことを見つめていました。

(つづく)
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○12/19 ~もう一度食べたい~

ベレン駅に着いたころには、もう日が落ちそうでした。
しかし、リスボンに来て見逃せないスポットのひとつ、
「発見のモニュメント」↑を目指して歩き出しました。
すぐ近くに見えるのに、なかなか着かない…。


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写っている人物と比べていただければ、大きさがわかりますね。
でかいです。

お約束_convert_20110607145535

お約束のポーズ。

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日本は1541年に「発見」されたことになってます。
※ガイドブックによると、1541年はポルトガル船が日本に漂着した年だそうです。

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月が出た出た~♪



テージョ川沿いをさらに10分ぐらい歩くと、「ベレンの塔」があります。

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日が暮れて、空がおどろおどろしいっ。
16世紀に船の出入りを監視する要塞として建てられたそうです。
世界遺産に登録されてます。


朝早くから動いていましたが、もう夜です。
近くに「ジェロニモス修道院」があるのですが、
すでに入場時間が過ぎていて、泣く泣く見学を諦めました。

しかし、まだまだ行くところはあります。
いや、行かねばならぬところがあります。
それは、ジェロニモス修道院のすぐそばにある、
エッグ・タルトのお店「パステイス・デ・ベレン」なのだ!

「パステイス・デ・ベレン」は、どのガイドブックにも掲載されている、
パステル・デ・ナタ(エッグ・タルト)の有名店。1837年創業!
「ポルトガルで一番」との噂を聞けば行くしかありません。

はやる気持ちを抑えきれず、足早にお店へ向かいました。
すると通りに面した一角に、人が溢れているのが見えてきました。
お~っ、さすが有名店、入り口がお客さんでごったがえしています。
が、事前に「店内はいくつも部屋がある」との情報を得ていたので、
臆することなくズンズン奥へ進んでいきます。
しかし、どの部屋のテーブルにもお客さんが座っていて、
結局大きなホールに辿りつきました。
そしてそこにも順番待ちの列ができているではありませんか。
どんなに美味しいと聞いても、
行列してまでは食べない主義でしたが、
ヨーロッパの端っこまで来てそんなことは言っていられません。
我慢して並んでいるとほどなく席に案内されました。

とにかく、ホールは大混雑、大混乱。
前のお客さんの食器は残っているし、
オーダーを取ってもらおうと手を挙げても、
目が合った店員さんは頷くけれど来てくれません。
んだよ、ちゃぶ台引っ繰り返すぞ(怒)、と思いましたが、
ま、「郷に入れば郷に従え」とも言うしなあ、
も少し待ってやるかと周りを冷静に見渡すと、
どうやら、テーブルのラインによって係りの人が決まっているようです。
それに、店員さんたちはもの凄いスピード動き回っています。
怠けたり、意地悪している余裕はまったくなさそうです。
たぶん、ここのホール係りは
ポルトガルで一番忙しい
仕事でしょう。

で、きました↓

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シナモンパウダーを振りかけて食べます。
「ふぅ~むっ…」
その美味しさは言葉ではうまく表現できません(←大げさ?)。
表面はサクサク、パリパリッ。
そして、とろ~りとカスタードクリームが口の中を満たします。
思い出したら、今すぐまた食べたくなってしまいました。
とにかくいくつでも食べられてしまいそうなパステル・デ・ナタ。
2つずつ食べて、持ち帰り用にさらに4つ注文し、
コーヒーとミルクを飲んで8.95ユーロでした。

※お店のHPでは店内の様子や工場内の動画が見られます。→ここ


電車と地下鉄を乗り継ぎホテルに帰り、
翌朝モンサラーシュへ出発するためパッキングをしてから夕食へ。
ホテル近くの「O Cartaxinho」を再訪しました。
何組かいるお客さんは、みんなテレビのサッカー中継を見ながらワインを呑んでました。

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トマトのサラダ。

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バカリャウのグリル。

どちらもシンプルながら美味しい。
これにスープとパンを食べたら、
エッグタルトで満たされたばかりのお腹はほぼいっぱい。
ワインを呑みながら他のお客さんと一緒にサッカーを見てました。
全部で15.9ユーロ。

ポルトガルの人はサッカー好きだなあ、と思いつつ、
11時頃にホテルへ帰りました。
それにしても、今日はよく歩いた…。

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○12/19 ~宮殿と城跡~

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「ペーナ宮殿」です。
なんか、微妙なんですけど…。


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ちょっと、怖いじゃないか。


ガイドブックによると、
「イスラム、ゴシック、ルネッサンス、マヌエルなど各様式の寄せ集め」とあります。
それゆえに、奇妙な感じを受けるのでしょうかね。
中には調度品などが展示してあり、
とても小さなベッドが印象に残りました。


続いて「ムーアの城跡」へ向かいました。

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7~8世紀ごろ、ムーア人によって築かれたそうです。

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えっちら、おっちら登っていきます。
高所恐怖症の人(僕)には、怖いかも。

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振り返ると、もっと怖い…。


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登ってしまえば、こっちのもの。
シントラの町が見渡せます。



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猫、発見!
※「ペーナ宮殿」と「ムーアの城跡」のセット入場券は12ユーロでした。


このあと、バスでシントラの町まで戻り、
駅近くの中華料理店でビールを飲みながら、チャーハンと焼きそばを食べました。
ちょっと油っぽかったけど、空腹だったので、まあまあです。

昼食を済ませ、次は403のバスに乗り、
ロカ岬経由でカスカイスという街へ向かいました。
ロカ岬はユーラシア大陸の最西端。
ほとんどの乗客がここで下車しましたが、
僕らはスルーしてそのままカスカイスへ。

最西端到着証明書なるものを発行してくれるそうですが、
別にほしくないし、崖以外には何も無いところ(たぶん)で、
せっかちな僕は、次のバスが来るまで1時間以上待ってられません。

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バスから大西洋を撮ってみました。暗くてなんだかわかりません。

シントラから1時間あまりでカスカイスに到着。
電車に乗り換え、ベレンへ向かいます。
そこには有名なモニュメントがあるのです。

(つづく)