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競馬で一番見たくないもの、
それは落馬です。




ご存知のとおり、先週の日曜日、
岩田騎手の斜行により後藤騎手が落馬、
頸椎骨折の大けがを負っています。

パトロールビデオはここ

後藤騎手は2年前にも岩田騎手の斜行のあおりを受けて落馬、
頸椎を骨折しています。
そのためか、ネット上で「園田へ帰れ」、
「サ○山へ戻せ」などの書き込みが多々見られます。

ただ、今回の騎乗はそれほど悪質なものではないと思います。
もちろん悪質じゃなきゃ斜行していいのか、ということではないので、
岩田騎手には反省してもらわなければなりませんが。

このレースの前日、
A.シュタルケ騎手が斜行により制裁を受けています。

パトロールビデオはここ

もう、フライングボディアタックですね。
明らかにこちらの方が酷いと思います。

また、ドバイでの話になりますが、
記憶に新しいジェンティルドンナの急な方向転換、
あれもスミヨン騎手の斜行で行き場をなくし、
ムーア騎手がしかたなく外へ出した結果です
(C.スミヨン騎手は騎乗停止処分を受けています)。

シュタルケ騎手とスミヨン騎手の2例に比べ、
今回の岩田騎手に悪意は感じられませんが、
これまでもラフな騎乗ぶりが多かっただけに批判を受けるのは当然でしょう。

で、この3人のジョッキー(上手いかどうかは別にして)、
とてもたくさん勝つのですよ。
スミヨンはもちろん、シュタルケ騎手も国内リーディングを何回も獲っていますし、
岩田騎手もJRA移籍後、常に最多勝争いをしています。

なんでたくさん勝てるのかというと、
いい馬が回ってくるからですよね。
じゃあ、なんでいい馬が回ってくるのか考えてみました。
たぶん、彼らは技術以上に「勝ちたい!」という気持ちが良くも悪くも人一倍強い。
なので、勝利というニンジンが目の前にぶら下がっていると、
他の騎手なら躊躇するような場面でも「いっちゃえ~!」となる。
「いっちゃえ~」と言われ斜めに走られた方はたまったもんじゃありませんが、
口には出さないものの、馬主や調教師はこの「いっちゃえ~」騎手を望んでいる。
よっていい馬が回ってくる、のではないかと
(岩田騎手の騎乗停止で、天皇賞のウインバリアシオンはシュタルケ騎手に回ってきそう)。

JRAもルールが改正され、以前より降着になるケースが減りました。
ならば多少無理をしても勝ってくれるジョッキーがいいわけです。
仮に斜行や妨害をしても制裁を食らうのは騎手だけなのですから。

政治の世界で、よく「任命責任」って聞きますが、
誰を乗せるのか、それを決めるのは馬主や調教師なわけで、
乗せた騎手が問題を起こしても、
任命した者が責任をまったく負わないってのが、
どうもおかしいと思うのですよ。
騎手が制裁を受けるような騎乗をしたら、
そのレースでもらう賞金は半額に減額、
調教師の進上金もカットするなど、
馬主や調教師も責任を負わなければ、
いつまでたっても「いっちゃえ~」という騎手がたくさん勝つことになり、
危険な騎乗は減らないのではないでしょうか。


とはいえ、僕がブログでグダグダ書いても何も変わらないでしょうから、
今度馬券で儲かったら、岩田騎手には馬に付けるバックミラーを贈呈しようと思います。


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