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サッカーの“ゴン中山”、競輪の“ヤマコウ”、
そしてフリオーソの引退が発表された。










Jリーグを見ることはめったにないので、
中山雅史選手がここ1、2年、ほとんど試合に出ていなかったことを、
引退関連のニュースで初めて知った。

昨年の競輪グランプリで僕とめーじん様を腰砕けにさせた山口幸二選手。
(そのときの記事は→こちら
競輪もそれほど見ていないけど、
最近は絶好の番手でも、楽に勝ち切るというイメージからはほど遠くなった。

まあ、誰でも歳は取るし、そうなれば力は落ちていくわけで、
まだまだ上昇が見込まれるときに辞める人はそういない(山口百恵ぐらいか)。

それは競走馬にもあてはまると思う。
だから、引退レースで優勝を飾るのは、
そう簡単なことではない。
タイキシャトル、ダイワメジャー、ブエナビスタら、
一時代を築いた名馬ですら、引退レースで敗れている
(百恵級のディープインパクトは楽勝したけど)。

そんな“簡単ではない”引退レースで、
まして僕は「勝つわけない」と思っていただけに、
オグリキャップの有馬記念は、強烈な印象が残っている。

これは僕が勝手に思っているだけだが、
オグリキャップの馬券を買って応援していた人たちでも(僕は1円も買っていなかった)、
天皇賞、JCと惨敗していたなかで、100%信じていた人は少なかったのではないか。
「勝ってほしい(70%)、でもダメかも(30%)」ぐらいだと思う。

4コーナー、外からスーっと先頭に並びかけたとき、
僕は思わず「まじかよ~」と囁いた。
そして、オグリキャップは勝った。
呆然とする僕の横で泣いている女性が何人もいた(きっと男もいたんだろう)。
もちろんオグリキャップの勝利が嬉しくて泣いたのだろうけど、
涙の30%は、自分の心の隅っこにあった猜疑心を、
きれいさっぱり流してしまうためじゃないのかな、
なんて捻くれ者は思ったりもした。

しかし、僕のように「絶対来ない」と思っていた人たちを驚愕させ、
何(万)人もの人を泣かせたあの引退レースを忘れることは不可能だ。


さて、暮れの東京大賞典で引退を発表したフリオーソ。
「絶対に来ない」とは思っていないが、脚部不安と闘いながら、すでに8歳。
僕のなかでは、ダメかもというのが70%以上だ。

でも、競馬の神様は時としてとんでもない演出をほどこしてくる。
そして、不思議と自分の想像とは真逆のエンディングを迎えたレースこそ、
「ああ、これを見られてよかったなあ」と思うことが多い。

だから、フリオーソに僕の想像を覆してもらってかまわないし、
これまでの実績を考えれば、
競馬の神様が彼を主役に抜擢しても、なんら不思議ではない。
むしろ自分の引退レースで馬場を回ってくるだけの脇役では、
フリオーソにとって役不足だろう。
オグリキャップほどの名優じゃあないかもしれないけど。

とまあ、こんなことを書いているということは、
ダメ(70%)の残り(30%)は、
「勝ってほしい」なのかなあ…。







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