FC2ブログ
ふとまき

朝6時に起きて、太巻きと手羽先の唐揚げを作って持って行った。
意外とうまく巻けた。
すたんど

1レース前のスタンドの様子。
さすがに有馬当日、人が多い。

昼休み、おすそ分けした太巻きを食べながら、
過去10年の有馬記念のデータを見てるめーじん様が一言。
「有馬記念、10年間当たってない…」
うそ~! どれどれとデータを見る。


オレも当たってない…

む~ん、今年は当てたい。
僕はもちろん、めーじん様もそう思っていたに違いない。
(この日、めーじん様はレース番号をマークミスするという、
競馬歴うん十年というベテランとは思えないヘマをしていた)

そして迎えた有馬記念。
ファンファーレが演奏されると、
三冠馬のオルフェーヴルや、
ラストランのブエナビスタを見ようとみんな立ち上がった。
隣のちょっと可愛い女性は望遠レンズがついたカメラを構えなおした。

大喚声とともにスタートが切られ、
アーネストリーのゆったりした逃げでレースは進んだ。
1000メートル通過タイム、63秒8がターフビジョンに表示される。
遅い。遅すぎる。
ブエナビスタは3、4番手のインの絶好位、
対するオルフェーヴルは後方から2番手。

「こりゃ、ブエナでしょうがないな…」
ポツリと僕がつぶやくと、
めーじん様も「う~ん」とうなずいた。
それを聞いてか、隣の女性は嬉しそうにニッコリ笑った。
きっとブエナビスタを応援しているのだろう。

ところがところが、
あっさり抜け出してくると思えたブエナビスタが、
直線に向いても伸びてこない。
逆に外をまわって進出したオルフェーヴルが鋭く追い込んでくる。
道中、折り合いを欠いているように見えたトゥザグローリーも伸びそうな雰囲気だ。
めーじん様が「イケゾエ~!」と叫び、
僕が「フクナガ~!」と叫ぶ。

10年以上有馬記念を的中させていない馬券オヤジには、


隣の女性の気持ちを汲む余裕はないのであった。


結果はご存知のとおり、オルフェーヴルが優勝。
僕の本命トゥザグローリーは3着、ブエナビスタは7着に敗れた。
超久々の有馬的中に2人はガッツポーズで喜びをわかちあい、
めーじん様は笑顔で取材に向かった。

う~ん、やるなオレとほくそ笑み、
レースの余韻に浸っていると、
隣の可愛い女性が
「これどうぞ」とお菓子を差し出してくれた。

えっ?
自分の応援していた馬が負けたのに(しかも引退レース)、
自分の応援していた馬以外の馬を応援して叫んでいた他人に(しかもオヤジ)、
お菓子を…。


なんたる心の広さよ。


来年こそ、あなたのような人になりたい。
そう思ったのであった。



ばけん
豆狸も的中。でもワイドなら56倍なのにね。


最終レースが終わり、
地下の和可奈でビールを飲みながら、
ブエナビスタの引退式をモニターで見ていると、
めーじん様が来て、
「よかったら一緒にどうですか?」と飲み会に誘ってくれた。

つりー

ライトアップされたツリーを横目に会場である蕎麦屋へ行くと、
優駿編集部の方々のほか、ライターさんやカメラマンさんもいらっしゃったが、
部外者である僕と豆狸も歓迎していただき、楽しい時間を過ごさせてもらった。

そして、そろそろお開き、お勘定という頃合で、
それまでコックリコックリしていためーじん様がパッと目を覚まし、

「今日は僕がもちますから!」と宣言、
ごちそうになってしまった。

心の広い人たちのおかげで、
(馬券も当たり)幸せなクリスマスの一日だった。
スポンサーサイト



Secret

TrackBackURL
→http://tony5555.blog44.fc2.com/tb.php/1445-19b7f76c